私は、小学生時代にピアノ教室に通わされました。母が教育熱心でしたので裕福でもなかったであろう社宅にアップライトピアノがありました。私は、ピアノの練習が嫌いでしたが母の言いつけを守り、よくピアノの前に座っていたと思います。周りの男の子が、外で遊んでいるのが正直羨ましかったです。でもクラシックピアノを少年時代に習った事からピアノを演奏する基礎である指使いが身についたと思っています。でも中学生になりますと受験とか運動部といった人生におけるピアノといった次元よりも上の人生の目標というか課題が出てきてピアノは、あっさり辞めたというか辞める事ができたわけです。私は、サラリーマンで50歳に近づいた頃、ピアノを再開する事を思い付きます。私は仕事は、できないしゴルフも下手だし、そのほかの執着する事もなかったのです。子供の頃の数少ない褒められた事であるクラシックピアノを再開しました。